注射剤には、ガラスアンプル、バイアルなど様々な形態がありますが、ガラスアンプルは取り扱い時の破損やカット時のガラスの微細破片混入、バイアルは容器由来のアルミニウム溶出や注射針挿入時のコアリングなどのリスクがあります。
当社では、これらのリスクを回避するためにポリエチレンボトル注射剤の製造を行っております。
ポリエチレンボトルの製造においては、容器成形・充填・密封を同一機器内で行う無菌性の高い製造方法になります。また、製品の更なる品質向上を目的に、パルス光滅菌による最終滅菌法の確立、ポリエチレンボトル注射剤の液中異物・外観検査装置、密封性検査機など、世界に先駆け開発・導入しています。
更に当社のポリエチレンボトル注射剤では、シリンジ先端部とボトル開口部がフィットしてそのまま薬液を吸引できるルアーフィットタイプ、ツイストルアータイプや注射針を刺したまま使用できるワイドオープンタイプなど用途に合わせたボトル形状を提案しています。