スタッフインタビュー

企画開発部 製剤開発課
出身大学 : 山形大学大学院 
理工学研究科地球環境学専攻

 

仕事内容

ジェネリック医薬品の開発業務を行っています。開発業務と一言で言っても、開発着手段階の処方設計や乳鉢試作から、小型機スケールでの試作、厚生労働省への申請資料の作成、初回生産に向けた実生産スケールでの製造立会い等、業務内容は多岐にわたります。開発品目にもよりますが、この一連の流れは品目当たり2~3年程度の時間をかけており、申請時期に合わせ、多数の開発品目を扱っています。

 

日新製薬の魅力・強み

当社の魅力は働きながら様々な知識を深めることができるところだと思います。課内では月に1度は業務に関わる勉強会を行っています。時には分析機器や製造機器、添加剤等のメーカー講師の方を招き、講習会を開催したり、外部での学会に参加することもあります。私も外部での学会に参加したことがありますが、他社の最新の研究状況や新たな製剤技術等を学ぶことができ、非常に刺激を受けました。

やりがい

検証が狙い通りにうまくいった時、大掛かりな試作が完了した時、自分が製剤設計に携わった品目の申請承認が得られた時などは大きなやりがいを感じます。職種柄、トライ&エラーの日々で、うまくいかないことも多々あるのが正直なところです。しかし、日頃から試行錯誤を重ね、大変な思いをした分、何かがうまくいったとき、やり遂げた時の達成感は非常に大きいです。これもチャレンジが許される開発職ならではのやりがいだと思います。

 

就活中の人へのメッセージ

開発職においては、失敗がつきものです。その失敗を活かし、次はこうしてみようと失敗を糧にできる人が良い製品を開発できると考えています。大学での研究でも、失敗を次にどう活かすかを考えることが良い研究につながり、結果的に将来の仕事にも活きてくるのではないでしょうか。
開発職は大変なことも多いですが、非常にやりがいのある仕事です。ジェネリック医薬品の開発に興味のある方、是非一緒に働きましょう!

一日のスケジュール

  • 8:30

    出社(業務準備及び分析機器の日常点検)

  • 9:00

    チームミーティング・試作計画作成(進捗報告及び業務内容確認、検証内容や成分処方等の試作計画立案・チームリーダー承認)

  • 10:00

    試作準備(機器始業時点検、原料の秤量や液調製等の試作の準備)

  • 12:00

    昼食(上司や同僚と会話をしながら楽しく昼食)

  • 13:00

    試作(計画に基づき、様々な製造機器を用いて造粒や打錠、コーティング等の試作)

  • 15:00

    休憩・試作(試作の合間に10分間の休憩、目標とするところまで試作)

  • 16:30

    試作品評価・データまとめ(完成試作品の粒子径測定、SEM観察、物性評価等(錠剤)を行い、データの集計)

  • 19:30

    結果の報告・退社(その日の試作、評価結果をチームリーダーへ報告)